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AIがモバイルマーケティングの未来である理由(そして皆さんがすべきこと)

この1年、AIとモバイルマーケティングを取り巻く業界の話題が取り上げられてきました。2019年を迎えようという今、AIはモバイルマーケティングの議論の主役となっており、各種調査はAIが2020年までにマーケティングの世界を完全に変革させるだろうと予測しています。AIは様々な形でモバイルマーケティングの将来を方向づけることになるでしょう。そうした動きに取り残されないためにも、なぜAIがモバイルマーケティングの将来を担うのか、そして皆さんがそれにどう対応すべきか、私たちと一緒に考えてみましょう。

音声検索認識

モバイルアプリのやり取りがテキストから映像や音声に基づくものにシフトしているのを私たちはすでに目の当たりにしています。

音声検索の普及も進んでいます。主に音声検索のモバイルの顧客がいるのであればマーケッターの皆さんが音声認識市場に足を踏み入れることは実に理にかなっています。

予測によればボイスコマースは2022年までに4,000万ドルの規模に達するとされています。これは遠い先の話ではありません。実際、2017年には買い物客の25%がすでに音声アシスタントを使っていたのです。

それだけではありません。私たちの4割以上が一日に少なくとも一回は音声検索を使っています。

つまり、ブランドにとってソーシャルメディアよりも音声機能の方が顧客により近づくことができるというわけです。モバイルでの認知度向上をめざすブランドにとっての一つの手段として考えるべきではないでしょうか。

音声検索のメリットはその利便さと結果がすぐにわかる点にあります。そのため、マーケッターは顧客がどの言語を使っているかとともに何を求めているかを正確に判断することが必要です。例えば私たちが音声検索を使う時、Googleで入力するコンピューター言語とは違う、自然な人間の話し言葉を使います。

自然言語処理はこれを支援する重要なAI技術であり、ユーザーの嗜好や癖に対する並外れた洞察を提供し、それによって皆さんは顧客に対し共感できる言語でアプローチすることができます。

もちろん、私たちの多くはまだ音声認識技術の最先端にいます。そしてこの先には長い道のりがあります。しかし皆さんが今この音声認識技術を導入してウェブサイトを音声検索用に最適化すれば、まだそれをやっていないライバルたちの一歩先を行くことができます。

AI(人工知能)がモバイル広告をさらにパーソナルなものに

2016年の時点で、消費者の71%がよりパーソナライズされた広告を求めていると言いました。

パーソナライズされた広告を提供しなければ、顧客は気分を損ね、アドブロッカーを使って皆さんの広告を表示しなくなってしまいます。

モバイル画面は、デスクトップ画面に比べてずっとパーソナルなものであることから「自分自身の延長」と言われてきました。22%のモバイルユーザーがアドブロッカーを使っているにすぎない今こそ、マーケッターは自分たちのモバイル広告のパーソナル化を始めるべきです。

AIが得意とするのがこの分野です。AmazonやNetflixのような企業はすでに特定の顧客へのアプローチに機械学習を活用しています。そうした機械学習のテクノロジーのひとつがダイナミッククリエイティブオプティマイゼーションと呼ばれるものです。そのアルゴリズムが特定の個人に好意的に当てはまる広告を生成します。こうして作られるモバイル広告はそれまでの行動や属性、場所に応じてパーソナライズされます。お望みであれば天気に応じて広告をパーソナライズすることも可能です。

そしてありがたいことに、49%の顧客が「より自分に関係のあるお買い得品を提示してくれるのであれば自分の購買行動を追跡してもらっても構わない」としています。

AIが広告を作る時代

AppleがSiriを買収したのは2010年でしたが、もうずいぶん昔のように感じます。それ以来、CortanaやAlexa、Google Assistantといった競合も現れました。

AIのアルゴリズムは極めて多くのことを可能にするため、モバイルアプリの機能はAIによってますます強化されています。例えばクラフト社のiPhoneアシスタントもその一つです。このアプリは、AIを使って皆さんの家庭で余っている食材を使った美味しいレシピを数多く紹介してくれるというものです。また、それぞれの予算や食事の好みに応じた見事な買い物リストを作ってくれます。

モバイルアプリそのものがエンゲージメントやコンバージョン、売上を促進する極めて重要な役割を果たしているのです。

実際、AIを活かしたアプリを自社で制作するのは思ったよりも簡単です。もちろん、皆さん自身がデベロッパーでなければデベロッパーと協力することになります。そして特定の課題を解決するアイデアを考え出す必要があります。

デザインに注意を払いましょう。目的はあくまでもAIを皆さんのアプリに技術的に洗練された形で導入することです。

他社がどのようにAIベースのアーキテクチャを導入しているか市場調査し、皆さんのアプリにAIがどのように使われているかを人々に意識してもらうブログを作りましょう。彼らにとってどんなメリットがあるのでしょうか?

AIの活用をターゲットオーディエンスにとって魅力的なものにするにはどうすればよいかに絶えず重点を置き、そのアプリが人々の日常生活に与える価値に気づいてもらえるようにしましょう。

まとめ

AIはすでにマーケティングの世界に大きな波を起こしています。しかし私たちはまだその新たな領域の最先端にいます。その複雑さがさらに解明されるにつれ、AIはモバイルマーケッターにとってより大きな力となるでしょう。2019年の皆さんのマーケティングキャンペーンをよりパーソナライズされた、より効果的なものにするためにも、AIを導入するなら今です。

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